整体のお兄さんの「凝ってますねぇ」という一言は何故こんなにも癒されるのか考えてみた。
施術してくれるお兄さんにメロメロでマッサージ通いがやめられそうにありません。
半年前、仕事の疲れで本格的な肩こりが始まり、頭がボーとしたり、腰が痛くて立てなかったりと散々な状態でしたが、ここ最近はお兄さん方から学んだストレッチと嫁から教えてもらった「起きた瞬間ラジオ体操」で少しずつですが、体調がよくなりつつあります。
ここで学んだことは、「マッサージでの癒しは一時的なもので、結局は自分でストレッチや運動をしないとすぐに体はもとに戻る」という事です。
しかし、やっぱり整骨院に行った後は体がスッキリし、その後のストレッチもスムーズですし、何よりもお兄さんに言われる「あー、だいぶ凝ってますねぇ。」という言葉が聞きたくて通っている気がします。
そこで今日は、整体のお兄さんの「凝ってますねぇ」という一言は何故こんなにも癒されるのか考えてみました。
絶妙なタイミングで紡がれる「凝ってますねぇ」という旋律
それは良く晴れた土曜日の朝のこと・・・。
「ああ、今週も残業多くやってしまったし疲れたなぁ。こんな予定ではなかったのに。。」
「折角の土曜日。やりたい事やりたいのに体が動かないよー。沖縄に住みたい!」
どんな素敵な予定を立てようが上手くいかないときは上手くいきません。
さがっと君は風通しの良くない生活にうんざりしていました。
外を見れば雲一つない突き抜けるような晴天。小鳥のさえずりが心地よく耳に響きます。
いつもなら小躍りして今日という日を謳歌するのですが、今はただ、青い空を恨めし気味に眺めることしかできません。それどころか、空が青ければ青いほど、どんどん自分が惨めになった気分になります。
「そうだ、マッサージをしてもらう。」
そうして今日もまた、「マッサージ」という響きだけでさがっと君は元気に出かけることができたのです。
お兄さん「さがっとさん。こんにちわー。」
さがっと君「あ。どもー。」
「今日はどうされましたー?」
「ちょっと、首が重くて、あと腰も立てないほどじゃないですが、結構痛いです。頭がぼーとします。」
「わかりましたー。横になってください」
モミモミ。。
(あー。頭がスッキリしてきたぁ。)
「んー。大分・・・・、」
「凝ってますねぇ~」
「え?本当ですか?」
「こことかすごく張ってますよ。お仕事大変なんですねぇ」
「そう!まさにその通りなんですよ!仕事中もそこの部分がはってるなーて。」
「分かりますよー。あまり無理しないでくださいね。ここを伸ばす良いストレッチがあるんで後で教えますね。」
「おおー。是非是非お願いします!!!!!!」
お分かりいただけただろうか?
つまりはそういう事なのです。
書いていたら詳しい説明はいらない気がしてきた。
体と心をいっぺんに癒すこの技術。
僕が女の人だったら間違いなく落ちていたと思います。
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