モチベーションが下がった僕が、コーチングのテーマを決めるまでの話。
2016-01-05
相も変わらず日々淡々と業務をこなしておりますが、どうも最近ワクワク感が湧いてこない。
ブログを作成した後、僕の心は死んでいました。
おかしい!ブログを作ったら次は簡単なWEBサービスの作成に着手して、その模様をブログに書き出すことにより、多くの人と知識を共有し、もっと仕事が好きになっているはずなのにっ・・・!
というわけで、僕は久々にコーチングを受けることを決意したのです。
コーチング(coaching)とは、人材開発の技法の1つ。 対話によって相手の自己実現や目標達成を図る技術であるとされる。 相手の話をよく聴き(傾聴)、感じたことを伝えて承認し、質問することで、自発的な行動を促すとするコミュニケーション技法である。 【wikiより引用】
コーチングを受けるにあたり、少し考えてみる
コーチングを受けようと決めて最初に思い浮かんだのは、こんな考えでした。
『一体全体、こんなモチベーションのまま何を相談すればいいのだろうか?』
今まで僕はコーチングを、「どう行動すれば上手く物事が進むか?」を深堀するために使っていました。
初めのうちはモチベーションも上がり、モヤモヤした気持ちをポジティブな気持ちに切り替えて、色々な事柄を次々と消化することができました。
転職時の不安感の払拭、職場でのコミュニケーション、家庭の件、勉強したいこと。etc・・
しかしながら、今考えると場当たり的なテーマばかりだったため、いつしかマンネリ感と、「頑張ったのに、また、問題が発生したよ・・・。」というウンザリ感が募っていました。
そして、
「やると決めているなら、相談する時間すら勿体ないし、やるしかないんじゃぁ。。。でも、次から次へと問題がでてくるし・・。」
と、頭の中をグルグル同じ考えがめぐるようになりました。これって結局、コーチング受ける前と同じじゃね?
確かに瞬間的な心の切り替えはめちゃ早くなった。以前よりも行動に移せる事が多くなっています。しかし、何かが違う。
相談してみる
そんな折、同じコーチからコーチングを受けている人に相談をする(飲む)機会がありました。
その人は僕の目から見ると人生の苦難に真っ向から立ち向かい、言いたい事もスマートに言い、光の速さで行動に移すような人です。
なんで、この人がコーチング受ける必要があるんだろうなー。と興味本位で聞いてみました。すると彼は800mlの大ジョッキを片手に、
「自分の音楽性の原点を探るためですね。」
と、答えました。
僕は「おー。それは良いやり方ですね。」と返事したものの、
『そんな使い方もあるのか!さすがは音楽家!マーベラス!』
と思うにとどまりました。
いいこと聞いたなぁ。で?どうすんの?
その後も、しばらくコーチングのテーマについて思い悩む日々が続きました。
勉強を続けるには?
時間を確保するには?
モチベーションを高めるには?
どれもコレもまたピンと来ない。
というより、「何か行動したい!」という欲求がそもそも湧いてこない。イライラ・・。
そんな時、いつもコーチから言われている言葉が思い浮かんでくるようになりました。
「それで、あなたはどうなりたいですか?」
「どういう感情でいたいですか?」
「それができるようになったあなたは今と何が違いますか?」
なんとなく何が問題なのかが見えてきたような気がする。
今まではそういった質問を投げかけられても困惑するばかりでした。
や、勉強が続くようになれば実力もつくし、仕事も早くなって、早く帰れるし、自信もつくから、いいことづくめだしね?
しかしながら、そうした理由でモチベーションが上がるか?と聞かれると、かなり怪しい・・。と自分でもわかっていました。
その時の環境が良ければ、ワクワクが無くてもすごい勢いで勉強したり、最後まで一貫して作業をすることはできるのですが、環境が厳しくなるとすぐに元の自分に戻ってしまう。
なんとなく、自分には行動するための「軸」が見つかっていないんじゃないかと思うようになりました。
スティーブン・R・コヴィー博士のお言葉が、頭をよぎる。
もし、はしごを掛け違えていれば、一段ずつ昇るごとに間違った場所に早く辿りつくだけである。【7つの習慣より引用】
僕は最近7つの習慣を読んで感銘を受けたクチです。コミュニケーションに効果がありそうなストーリーは実際に真似して効果がでているので、対人関係で悩んでいる方は是非、読んでみると良いと思います。
でも、この一節に関してだけはずっと、見てみぬ振りをしてきました。だって怖くないですか?今更、「はしご、かけ間違ってるよー?」とか言われても引き返せないですよ。
考えるだけならタダ。
間違っててもいいから早くゴールにたどり着いて早く安心したい。
そう思ってタスク管理や、その他諸々の手法を試してきましたが、どれも一時的な効果しかあげられず、疲れが溜まってきたのかもしれません。
年を重ねるにつれて確実に成長はしているはずなのですが、成長スピードが労力に見合ってないという想いも強くなってきました。
それだったら思い切って、自分の在り方について考えるだけ考えてみようと思ったのです。
何のために頑張っているのか?
そこで自分が得たい感覚は何か?
どうすればいいか?ではなく、どう在りたいか?
それを自分が納得するまで考えて答えを見つけることができたら、きっと頑張れる。何のために頑張っているのかがわかれば頑張れる。
というわけで、次のコーチングのテーマを決めました。
「人生における自分のミッションを見つける」
これは僕がずっと避けていたテーマです。
避けていたというよりかは興味が無かった。という言葉が正しいかもしれません。
とにかく僕は早めに頑張って早めに楽になりたかった。
しかし、今は一度足を止めて自分の素直な気持ちとトコトン付き合ってみようかなと思ったわけです。
考えるだけならタダですし、道を変えるにしても、できる範囲のことから変えていけばいいだけですし!
この記事がお役に立てたら、是非シェアをお願いします^^